日時:平成29年4月14日(金) 13時00分~15時00分
場所:事務局
議題:RUN伴2017の協賛(認知症フレンドシップクラブ)について
その他
クロノグラフのパルススケールを使いこなすのはそれほど難しくない。しかし操作の仕方は、伝えるよりも見せるほうが簡単だ。ということで、第2回目となる今回もブランドン(Brandon)と私のコンビで、動画と記事でパルスメーターについて詳しく解説しよう(かわいいカップルだろう?)。我々が愛するいくつかのパルスメータークロノグラフを紹介する前に、ブランドンによる秀逸な映画のような1分間の映像をご覧いただきたい。
それまで私は待っていよう。
オーケー、ありがとうブランドン。さて、パルスメータークロノグラフの読み方はおわかりいただけただろうか。簡単だと伝えたが、どうだろう? “自分もパルスメータークロノグラフが欲しくなってきたよ”と思ったかもしれない。もうすぐバレンタインデーだし、心が欲しがっているのであれば、その声に耳を傾けたほうがいいかも。
パルススケールは20世紀に誕生したもので、本来は医師が患者の心拍を把握するためにクロノグラフに搭載したものである。現在ではむしろそのデザイン性のほうが重要視されている。見た目がクールで、時刻を表示する以外の付加価値、つまり仕事をこなすための道具だった時代を思い起こさせてくれるものを、時計マニアが求めているのだ。私は、これらのクロノグラフが今日、実用的であると主張したいわけではない。それらはただ美しい時計であり、バレンタインデーに求める理由はそれで十分ではないだろうか。
ヴィンテージのパルスメータークロノグラフの多くは、おそらく医師が心拍を測るために特注したものであるため希少価値がある。そのためパルスメーターダイヤルのロレックス デイトナや、パテック フィリップのヴィンテージクロノグラフは、ほんのわずかしか発見されないのだ。そして私が言っても仕方がないのだが、それらは私がこれまででいちばん好きなヴィンテージクロノグラフのひとつでもある。(6桁想定の)高額プライスであればなんとかなるとしても、それを探し出すというのが問題だ。
そんなヴィンテージパルスメータークロノグラフすらも超えて、胸が高鳴るようなサーモンピンクの文字盤にミネルバキャリバーを搭載した、モンブラン ヘリテイジ パルソグラフ リミテッドエディション 100のようなモダンなモデルも、私の心を揺さぶる。だがこれは2019年のもので、3万ドル(日本円で約324万円)、100本の数量限定品だった。ほかにも、90年代製のユリス・ナルダン モノプッシャークロノグラフに、ジュルヌ(Journe)氏のサインが入ったムーブメントを搭載したものや、(あえて言うなら)ヴァシュロン・コンスタンタン コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ HODINKEEバージョンも私の心を躍らせてくれるかもしれないが、同様に手に入れるのが困難である。
しかし本稿では、ウブロスーパーコピーもっと手軽に手に入る時計にフォーカスした。ということで、以下では私が思い焦がれるパルスメータークロノグラフのなかから、お気に入りを5本紹介する。どれもあなたの心を掴んで離さないだろう。
